おととい起こった一号機でも、建屋の天井が爆発で崩落、4人がケガをし、一時的に周辺の放射線の数値が上がったが、原子炉のほうに影響はなく、その数値も発表では収束した。
11：45ごろに行われた枝野官房長官の会見でも、昨日と同じ水蒸気に含まれる水素が酸素とまじりあって起きた水素爆発であるということで、この裏付けとなるのは原子炉の圧力などの数値だと説明した。
もともと、この3号機や2号機でも水素爆発の可能性があることは報告されており、情報が数時間でなかった一号機のときと比べ、混乱は少ない模様。
周辺住民には、再び半径20キロの退避を強く呼びかけ、外出を控え、屋内にいるようにという指示もあった。
屋内では換気扇やエアコンなど外部の空気が屋内に入るものを止め、窓や扉を閉める。また外出する際は肌を露出せず、内部被ばくをふせぐためにマスク、できれば水でぬらしたタオルやハンカチなどを当てるようにという指示が出ている。
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