ﾍﾘは、7.5ﾄﾝのくみ上げ能力を持ったﾀﾝｸをつりさげて、海水をくみ上げ、それを上空から核燃料ﾌﾟｰﾙに投下するという方法をとっている。
昨日から放射能で現場に近づくことが困難で、かつ3号機の建屋が爆発で崩落していて、使用済み核燃料保存ﾌﾟｰﾙが上空から視認可能、ということで、この方法が考案されたが、上空の放射能が思った以上に高いということで断念されていた。
本日、断続的に投下が行われ、さらに上空からﾌﾟｰﾙに投下しても建屋の屋根があって・・・と思われていた4号機にも投下が一回行われた。
3号機のほうは投下するごとに白い煙があがって、核燃料が放水された水を蒸発させている様子だった。
現在1号機と2号機は順調に海水による注水での冷却が進んでいると考えられており、3号機と4号機の使用済み核燃料を冷やすことが最優先の課題とされている。すでに3号機のﾌﾟｰﾙでは水がなくなっていて、このままでは放射性物質が大量に漏れ出す可能性がある、とされていた。
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