政治経済トピックス
ヘリ搭載の監視船『中国漁政310』がいよいよ出航、尖閣周辺の主権確保に本格的に乗り出す。
 いよいよ中国が『次の一手』を打って来た。艦載ヘリ2機を搭載した監視船が広州を出航。尖閣諸島海域に入った。

 中国はあくまで尖閣諸島沖での漁船衝突を日本側の不法な拿捕としている姿勢は崩しておらず、今回の監視船は尖閣諸島周辺の海洋権益と主権を強硬に主張する、という強いアピールであることは間違いない。

 最新鋭のヘリを搭載したということは、広範囲に渡って軍事行動を行うということのメッセージでもあり、尖閣周辺で日本の巡視船と出くわしたときは一戦も持さず、という姿勢である。

 また中国紙によれば、この巡視船は尖閣周辺だけでなく、南シナ海方面でも活動を行い、同様の新型巡視船が次々と建造され、送り込まれる模様だ。

 これとともに報じられた『レアアアースの事実上の禁輸措置解除』と『これを機に日中の友好関係を…』などというニュースは明らかにこれに合わせて発表されたもので、見事な中国外交の二枚舌のしたたかさを感じさせる。

 日本は日本の見解だけでなく、『中国側の見解』も検証しつつ、『領土問題は存在しない』などというお題目を唱えるだけでなく、しっかりとした両国の視点ごとに見た見解と検証を行わなければならない。

 そして、その『冷静』な対応と同時に、尖閣諸島に自衛隊の艦船を派遣して、日本側も強い姿勢をもって望むということを『実効性』ある態度で示したい。
(Dr.K 11/18 10:27)
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