世界情勢トピックス
齔ホ垣市市議会議員2名が尖閣を視察、中国は反発。
 先日、石垣市議が尖閣諸島を視察した問題について、中国政府は『あきらかな領土侵犯』だとして、これに反発する声明を発表した。

 中国のネット上でも、ただちに軍を派遣すべしとの論が多く、中国政府もあくまで尖閣を『古来からの中国の領土』であるという原則を貫いた形になった。

 ようやく日中関係が落ち着いてきた中でのこの市議の行動と中国の声明。あえてこの状況で視察する価値はあったのか、との声もあるが……。

Dr.Kは、こういった『火を消さない』ことこそ重要で、それだけで意味があると断言する。そもそも日本人が日本の土地を訪問すること事態を論議することがバカげているのだ。そして、政府は中国の声明に対してただちに強硬で明確な反対をせねばならない。

しかし、肝心の頼みの民主政権は外交どころでなくなっていて、来年の統一地方選や党内の意見調整、さらには幹部の問題発言や小沢問題による分裂など、はっきりいって『与党』としての体をなしていない状況。

こんな状況だからこそ、ロシアは日米の軍事演習を邪魔するために演習圏内に二機もの航空機を飛ばしてくるし、中国は尖閣の問題をあくまで押し通してくる。アメリカはこれに乗じて基地問題や思いやり予算の問題を突きつけてくる。

まさに四方八方から槍を突きつけられているような状態で、菅政権に出口はあるのか。

反小沢で形成されている現在の菅内閣だが、実際のところ小沢という政治家の是非は別として、少なくとも『与党民主』という組織は小沢の強引な力でまとまっていたことを、このような形で露呈したのは情けない限りである。

 ここは菅総理が強権を発動して、一気に強硬な姿勢で党内論をまとめて外交でも中国やロシアとはっきりとした意思を示した『明確な外交』を行うことしか抜け道はない。

 『尖閣は日本の領土であり、定期的に視察を行う。また、民間の土地である尖閣を近い将来政府として買収する。北方四島は日本の領土で、こちらも定期的な視察を行い、漁場で漁業活動を行う日本船に関しては巡視艇などによる警備を強化する。』

こういった明確な声明を出して、その是非を国民世論に問う、という小泉的手法しか残されていないと思うのはDr.Kだけではないはずだ。

(Dr.K 11/25 11:43)
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